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都市情報

■Paris パリ

フランスの首都であり、中世以来、西ヨーロッパの政治・経済・文化の中心。パリは20の区に分かれており、ルーブル美術館がある1区から時計回りに番号が付けられていることから、パリの街は「エスカルゴ」とも呼ばれています。留学の希望先として最も人気のある都市です。

広さはちょうど東京の山手線の内回りと同じくらい。一般的には市内を横切るセーヌ川を挟んだ右岸(北側)は商業エリアで、また左岸(南側)は学生街や高級ショップといったイメージとなり、大都市ならではの雑多な面白さにあふれています。

交通手段はメトロのほか、公共バス、高速郊外鉄道RERが利用できるので市内での移動には困ることはないでしょう。切符はこれらの交通機関共通のもので、市内での料金は全線均一です。1週間の定期「カルト・オランジュCarte Orange」や日本のSuicaやPasmoにあたる「ナヴィゴNAVIGO」を使いこなしましょう。またパリでの生活に慣れてきたらレンタサイクル「ヴェリブVelib」を利用してみることもお勧めです。

■Rouen ルーアン

パリから北へ列車を利用し1時間半ほどでアクセスできるノルマンディー地方の古都であり学術・観光の中心地。どことなく可愛いらしい木組みの家々のほか、ローマ時代から残る歴史ある建築物が多く見られ、中でも印象派画家モネが描いた傑作「ルーアン大聖堂」はゴシック建築の代表作として知られています。

ノルマンディー地方は、第二次世界大戦でのノルマンディー上陸作戦やシードル(りんご酒サイダー)などで有名。また印象派の画家たちを魅了したエトルタの断崖絶壁やモン・サン・ミッシェルなど世界的な観光地がありルーアンを拠点にアクセスすることも可能です。

公共交通機関としてはメトロのほか基幹バス、路線バスが利用できます。

なおルーアンは学生の街でもあり「パリに住むには物価が高い、けど週末パリに出かけられる距離の場所に住みたい」という節約家の方にも選ばれることの多い留学地です。

■Lyon リヨン

パリからはTGVで約2時間ほど。フランス南東部に位置する、パリ・マルセイユに次ぐ大都市であり周辺の他都市へのアクセスもよい商業都市です。ソーヌ川とローヌ川の2つの河川を中心に栄え、ローマ時代からの長い歴史を感じることのできる旧市街(ユネスコ世界文化遺産)はソーヌ川の西。一方ソーヌ川の東は新市街でリヨン市庁舎やリヨン美術館があります。ローヌ川の東はビジネス街や住宅街など比較的近代的なエリアです。

周辺に上質な食材を提供する産地に恵まれていたこともあり「美食の街」として発展しました。マルシェでは新鮮で食べごろのチーズやソーセージから魚介類まであらゆる食材を気軽に手に入れることができます。またフランスのトップ・シェフにはリヨン出身者が多く、滞在中に一度は人気レストランを訪れて有名シェフの提供する料理に舌鼓を打ってみるのも良い思い出になるはずです。

大都市だけに市内交通は充実しており、メトロ・バス・トラムが利用できます。学生街としての側面もあり、大都市にも関わらず治安や物価も比較的良好なことから留学生に人気のある街です。

■Bordeaux ボルドー

フランス南西部アキテーヌ地方の代表的な都市で、港町でもあり湾曲部に沿って三日月形に街が形作られていることから月の港とも呼ばれています。近代的な面もありますが、サン・タンドレ大聖堂を含め3つの寺院が世界文化遺産に登録されているほか、18~19世紀の建築物が多く並び、その重厚さから歴史の深さを感じることができます。

言わずと知れた世界的ワインの名産地であるボルドーにはワインの生産区が20以上あり、日照時間が長く温暖な気候が特徴です。周辺のシャトー(ワイン醸造所)を巡るツアーに参加したり、ワインショップやワイン博物館、試飲会などボルドーワインを味わい尽くす数多くの機会に出会えることでしょう。

公共の交通機関としては、トラムやバスで市内の移動が可能です。またレンタサイクルは約140箇所に配置されており、一度は挑戦してみてもよいでしょう。

■Biarritz ビアリッツ

フランス南西部、アキテーヌ地方に位置し、ヨーロッパでは名の知れたリゾート地。大西洋に面しており、19世紀以来は王侯貴族が休暇を過ごしました。ヨーロッパにおけるサーフィン発祥の地とされており、1年中サーフィンが楽しめる場所で国際大会も行われます。

街には当時の面影を残した豪華なホテルから市営カジノ、周辺にはゴルフ場と大人向けの施設が充実しています。こじんまりとした街の中はバスで移動できますが徒歩でも歩き回れる広さ。冬でも比較的暖かい気候の明るいビーチリゾートです。

■Annecy アヌシー

フランス東部、ローヌ=アルプ圏の街で、ヨーロッパでも屈指の透明度で知られるアヌシー湖湖岸に位置しています。中世の時代からこの地方の主要都市として栄え、湖から流れ込む運河の美しい景観から「フランスのベニス」とも謳われています。また花で飾られた道路や家並みが素敵な旧市街や、現在は博物館となっているアヌシー城、通称・恋人たちの橋とも言われるアヌシー湖畔にあるアムール橋など、見どころの多いリゾート地です。

毎年6月に行われ、過去には日本のアニメ作品も数多く受賞してきた国際アニメーション映画祭の開催地。またヨット、カヤック、ウィンドサーフィンなどレイク・アクティビティを楽しむ機会もあります。

■Tours トゥール

フランス中部、フランス4大河川のひとつロワール川とシェール川に挟まれた街で、ロワール地方の中心都市です。主要観光のひとつでもあるロワール古城巡りの基点であり、アンボワーズ城、シュノンソー城、ブロワ城、シャンボール城、ヴィランドリー城などロワール川流域に点在する古城を訪れるのは週末の楽しみとなるでしょう。

またロワール地方は豊かな農業地帯であり、チーズやワイン、そしてタルト・タタンというスイーツは名産として知られています。比較的温暖な気候で独自の食文化も充実しており、魅力のある街です。

なおこの地域はフランス語の標準語地域として比較的綺麗なフランス語が聞かれるところ。こじんまりとした中心街は徒歩での移動も楽で、パリまでTGVで1時間程度のアクセスという点からも、留学生に人気のある都市のひとつです。

■Nice ニース

フランス南東部の地中海に面するコートダジュール(紺碧の海岸/フレンチ・リヴィエラ)の中心都市であり世界有数のリゾート地です。古くからヨーロッパの貴族の避寒地として愛され、美しいビーチや豪華なホテルなど華やかな雰囲気がある一方、旧市街を歩けば野菜市や花市、骨董市などの市場や気さくなビストロを見かけることもでき、庶民的なにぎやかさを楽しめることも魅力です。

地中海性気候のため年間を通じて温暖な気候で、夏はもちろん冬でも避寒地として訪れる観光客が絶えることはありません。

市内交通のメインはバスのほかトラム(路面電車)で1枚のチケットで乗換えが可能です。世界的な観光地のため物価が高いと思われがちですが、語学学校は複数あり、庶民的なエリアを上手に利用することで費用を抑えることもできるので、太陽の光が降り注ぐ明るい雰囲気を求める留学生にはピッタリの場所です。

■Montpellier モンペリエ

フランス南部ラングドック=ルシヨン圏の中心都市で、地中海沿岸の温暖な気候に恵まれていることから1年を通して観光客や留学生が訪れる街です。また中世からの学園都市でもあり、医学部がヨーロッパ最古の歴史を誇るモンペリエ大学はこの街に欠くことのできない存在です。

市街地は留学生でも生活しやすい広さで徒歩でも移動でき、また古い町並みを抜けるように走るトラムも便利。またコート・ダジュールやミディ・ピレネー方面、そしてスペインへのアクセスもしやすいのが特徴です。

比較的生活費が安く複数ある語学学校の料金設定も低い。またそれほど観光地化されていないことから、留学先の一つの選択として注目を高めつつある街です。

■Aix-En-Provence エクス・アン・プロバンス

フランス第2の都市マルセイユから北へ35kmの所にある、南仏プロバンス地方の中心都市。ローマ時代からの歴史とプロバンス大学とそれに関わる人々のインテリジェンスが交錯する街です。1000の泉の街と言われるほど噴水が至るところにあり、緑にも恵まれた街の景観はとても洗練された趣です。ポール・セザンヌの生まれ故郷で生家のほか様々なゆかりの地を訪ねることもできます。

地中海の恵とされる魚介類や新鮮な野菜、ニンニク、オリーブ油を使ったプロバンス料理はヘルシーでレストランや家庭で楽しめることでしょう。他にもお菓子や特産物など様々な名産に出会えるところです。

中心部の移動は徒歩かバスで。場所柄か比較的治安の良い街なので留学生も安心して暮らせる環境です。

■Toulouse トゥールーズ

フランス南西部ミディ=ピレネー地方の主要都市。少しピンク色がかったレンガ造りの建物が立ち並び、その色合いから「バラ色の街」とも称されています。そのような旧市街の風景の一方、コンコルドやエアバスといった航空産業でも知られる街。そしてパリ大学、リヨン大学に次ぐフランス3番目の規模を誇るトゥールーズ大学がある学園都市でもあります。

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